大比叡・三上山

登山メモ

山名・標高

大比叡山 (だいひえいざん)  848m
三上山(みかみやま) 432m

日付

2007年9月16日

天気

曇り、一時集中豪雨
参加メンバー 単独行動

 


ゆうゆうン家の墓は、真光寺という天台真盛宗のお寺にあります。天台真盛宗の総本山は、大津市坂本の西教寺(正確には、天台真盛宗総本山戒光山兼法勝西教寺 )です。西教寺では、年に3回(毎年1月16日、5月16日、9月16日に)大般若転読会がありますが、今年の9月16日は日曜日だったので、久しぶりに参加させていただきました。

大般若転読会はお昼に終って、昼食を頂き、かねてから気になっていた、天台宗総本山の比叡山の山頂を見てきました。
(ちょっと、ここで解説を挟みますが、天台宗は空海(伝教大師)が比叡山で開いた仏教です。その後、日蓮聖人や親鸞聖人など、比叡山で修行をつんで独自の宗派を築いた仏教徒が出てきました。天台真盛宗は、そのように比叡山で修行をつんだ真盛上人が開いた、日蓮宗や浄土宗、臨済宗や曹洞宗などと同じ、天台宗の教えを引き継いだ分派です)

天台真盛宗にとって、天台宗はもうひとつ上の総本山と言えます。つまり比叡山は、宗教的には総本山の総本山。山岳的には、総本山の上に本山があって、その上に山頂があると言った感じです。
実際の山頂は、比叡山ドライブウェイの山頂駐車場から5分ほど登ったところに「大比叡」というピークがあります。地図で確認すると、比叡山はその駐車場からちょうど南に400メートル行ったところにありますが、山岳的?には大比叡が比叡山の山頂となると思います。

何かを期待して行った人は「何もないじゃないか!」と思います。実際には、無線の中継施設や、1等三角点、そしてなりよりも山頂の私設看板が沢山あるのですが、これこそ天台宗の教えである「色即是空」だと思いました。

往復20分のところ、健脚のゆうゆうは4分の3の15分で往復しましたが、達成感とは裏腹に、精神的にはもう少し、体力的には鼻血が出るぐらいに物足りなさがありました。そこで、予てから気になっていた近江富士と呼ばれている三上山に登りました。
午後4時頃から登り始めて、下山ではリヒャルト・シュトラウスの「アルプス交響曲」の嵐を彷彿させる、集中豪雨に見舞われました。

明日は、山ねずみ様と日本百名山の荒島岳に登る予定(実際には天気が悪くて日野山になりました)でしたので、愛用のカッパが乾かないと思い、雨に濡れながら下山しましたが、下りた時には靴の中もパンツの中もびしょ濡れでした。
カッパを着ていても、汗でびしょ濡れになるといいますが、そんな生易しいものではありませんでした!

 

西教時の本堂 本堂西の客室

 

客室の西の見事な内庭 日本人のワビサビの心を感じます

 

常に箒で整えられています 鐘撞き堂

 

駐車場から琵琶湖方面を望む。中央は、本日登ることになった三上山 とりあえず、比叡山山頂の駐車場に向かいます

 

こんな所まで車で登ってきてバチがあたらないかな? 中央の木が茂っているところが比叡山の最高地点、大比叡です

 

一応登山道らしい道しるべ 一応登山道らしい小道

 

登り始めて約5分。大比叡の山頂に到着しました ここは、自作の標識が撤去されないのか、立派なものばかり目立ちました

 

1等三角点です 右側は延暦寺の防火設備。多分貯水池だと思います。左は、実が落ち始めた栗の木

 

山頂に似合わない無線中継所 程なく下山開始。駐車場までは指呼の距離です

 

車に乗り込んで、ドライブウェイを下ります 展望台からは、琵琶湖に近江大橋がかかっているのが見えました

 

国道8号線から撮影した三上山 もう少し近づいて

 

西側から撮ったので順光のはずですが、雲行きが怪しくなってきました 立派な標識

 

猪が出没しますので門を開けたら必ず閉めてください 表登山道入口

 

要約すると、三上山は、別名近江富士と呼ばれ、御神神社の御神体にもなっています。信仰と伝説・祈りの御山です 山頂まで700m

 

もう少し行くと、妙見堂跡があります 建物は朽ち果てていて、再建はしないのでしょうか?

 

今度は登山道案内図 山頂に到着

 

山頂の祠 山頂の看板

 

山頂の展望図 南の方向から雨と雷が近づいてきました。急いで下山しましたが、びしょ濡れになりました