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マーラー交響曲 BEST  11

BEST 1
交響曲第9番ニ長調
ベートーヴェンの第九に対抗したわけではありませんが、マーラーも第九が一番好きです。特に第一楽章が好きで、中学校の時にこの曲を聞いてえらく感動した覚えがあります。第二楽章のスケルツォも、他のどんなスケルツォよりも好きです。推薦する演奏は、第一にカラヤンのライヴ。次にジュリーニのレコード大賞をとったレコードです。また、初演を手掛けたワルターのも捨てがたいです。


BEST 2
交響曲第2番ハ短調「復活」
若いころはこればっかりでしたが、年をとるにつれ一位の座を第九に明け渡してしまいました。辛い時、悲しい時、この曲を聞いて何度も復活しました。正に青春時代の音楽です。推薦する演奏は、バーンスタイン、ワルター、ウィン・モリス、ショルティ、メーターです。番外編として、90歳を超えて録音したストコフスキーもお勧めです。噂では、テンシュテットのライヴが草分けだそうです。


BEST 3
交響曲第10番嬰ヘ長調
2011年からで、一番聞く機会の多い曲です。どこかで書いた覚えがありますが、第九はあの世へ行く時の曲で、10番は天からの声に思えます。恐らくマーラーは、モーツァルトの境地に達したのではないでしょうか?完成されなかった事が悔やまれます。お勧めは、テンシュテットが一番。クック版ではリッカルド・シャイーが素晴らしい。


BEST 4
交響曲第4番ト長調
3番とどっちがいいか迷いましたが、ルチア・ポップが歌っているテンシュテットの録音が忘れられなく、こちらにしました。カラヤンやアバドなどのマエストロも録音していますが、じっくり演奏するより、軽快なリズムのテンシュテットやバーンスタインが好きです。ただ、バーンスタインのボーイソプラノにはビックリしました。


BEST 5
交響曲第3番ニ短調
世界で一番長い交響曲と言われている割には、大御所の演奏がないのは不思議です。ひところは、2番の次に多く聞いていた曲ですが、これぞ!と云った演奏に逢わないので、5番目に下がってしまいました。好きな楽章は、第一楽章、第三楽章と第六楽章です。どれもドラマチックな音楽ですが、第三楽章の最後の部分は宇宙の広がりを感じます。そう云う意味でお勧めなのは、ショルティとテンシュテットです。一番長い交響曲を一番長く弾いているのは、たぶんバーンスタインです。


BEST 6
交響曲第7番ホ短調「夜の歌」
最近頭角を現したのがこの曲です。テンシュテットの演奏を聞いて、曲の意味が少しわかってきた様な気がします。マーラーが自ら初演した最後の曲なので、まだまだ深い意味が込められていると思いますが、それは今後のお楽しみとします。気のせいかも知れませんが、この7番と大地と9・10番にはモーツァルトっぽいフレーズが聞こえます。テンシュテットの他にジュゼッペ・シノーポリが会心の演奏を聞かせてくれます。他に、解釈は全く違いますが、ピエール・ブーレーズの指揮はデジタル時代の演奏といえます。


BEST 7
交響曲第6番イ短調「悲劇的」
古典的な形式にとらわれながらも
、マーラーらしさが表れている会心の一曲です。特に第4楽章は、典型的ながらも斬新な構成のソナタ形式で、厳粛的な序奏部、3つの個性的な主題による提示部と、ドラマチックな展開部、提示部に一歩も劣らない再現部、曲名のモチーフを集約したコーダで構築されています。ハンマーの一撃は、交響曲というジャンルの頂点と言えるかも知れません。


BEST 8
交響曲「大地の歌」イ短調
マーラーは、この9番目の交響曲に、ベートーヴェンの交響曲が9番で終わっている事を意識して、番号を付けませんでした。見た目は歌曲ですが、8番の事を思うと、こちらも立派な交響曲だといえます。昔は、2番と9番に次いで三番目に多く聞いていたのですが、なぜか最近聞かなくなりました。マーラーの生に対する未練さが伝わってくるからでしょうか?


BEST 9
交響曲第5番嬰ハ短調
兄弟星の様な第一楽章と第二楽章。華やかで贅沢な展開のスケルツォ。ハープと弦が情緒豊かな第4楽章のアダージェット。壮大なスケールのフィナーレ。マーラーの音楽としては、比較的明快で親しみやすい好きな曲です。ポピュラーさが禍してこの順番になりましたが、カッコよくエアータクトできる曲ではマーラーで一番です。


BEST 10
交響曲第8番変ホ長調「千人の交響曲」
壮大なオラトリオ。宇宙が鳴り響く様を目の当たりにできます。モチーフの種類が非常に多く、どれも口ずさみたくなるようなメロディで、現に8人のソロと3つの合奏団で歌われています。交響曲のデパート。交響曲の総合商社。余りにも中身が盛り沢山過ぎて、食傷気味になるのは仕方がありません。


BEST 11
交響曲第1番ニ長調「巨人」
人生で初めてマーラーに触れた曲です。それまでは、クラシック音楽は堅苦しいものと思っていましたが、この曲を耳にして、なんて気ままで自由なのだろうと思いました。昨今の音楽の方がよっぽど型にハマっていて、息苦しささえ感じます。クラシック音楽は何でもアリが許せる最後の砦。歌曲の寄せ集めであろうと、一度も指揮をしなかった朝比奈隆さんの気持ちはわかりません。

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