気まぐれコラム

FILE 004・・・・モーツァルト交響曲は41曲ではありません。

モーツァルト交響曲は音楽の素材と言いました。交響曲全集を聴いた事のある人は、初期の音楽を聴いてその事が納得いただけると思います。ところで、大概のモーツァルト交響曲全集は交響曲第1番から交響曲第41番まであると思いますが、41曲がきっちり揃っている全集はないと思います。最近46入った全集を見た事がありますが、恐らくそれぐらいの数ではと思います。ゆうゆうの所有しているロンドンのは、2版として楽器構成が違ってダブっているのもありますが、71曲ものシンフォニーが録音されています。理由はシンフォニーと他の曲の区別が曖昧だった事と、新しい曲の発見などで増えたなどです。ところで41曲はだれがいつ決めたのでしょう?モー津アルトの会の会長に調べてもらったら、18世紀にライプツィヒの大手楽譜出版社 ブライトコッ プ・ウント・ヘルテル社が1867~1905年に旧『モーツ ァルト全集』を出版した際、付けたものだそうです。ベーレンライター社版『新モーツァルト全集』では、こういった通し番号を採用していません。ところで37番は、20世紀に入ってフランツ・ヨーゼフ・ハイドンの弟ヨハン・ミヒャエル・ハイドンの作曲とわかって、全集から抜けているものも多くあるようです。




これは、アレッサンドロ・アリゴーニ指揮のモーツァルト交響曲全集です。W.A.MOZARTの下に46SYMPHONIESと書いてあります。46番まであるのではなく、37番の様に抜けている番号があれば、新たに発見された交響曲を42番以降に採番している曲もあります。
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