北陸攻略

私鉄乗りつぶし紀行

富山県高岡万葉鉄道のドラえもんトラム

日付

2014年5月3日~5月6日

主な目的

北陸攻略
・富山地方鉄道全線乗りつぶし制覇
・黒部峡谷鉄道本線乗りつぶし制覇
・関西電力乗りつぶし制覇
・立山黒部貫光全線乗りつぶし制覇
・万葉線乗りつぶし制覇
・北陸鉄道全線乗りつぶし制覇
・えちぜん鉄道全線乗りつぶし制覇
・福井鉄道全線乗りつぶし制覇

乗りつぶし情報はゆうゆうの鉄道乗りつぶしをご覧ください。


4日間で北陸の私鉄を乗りつぶします。天気予報の情報や長野鉄道の乗りつぶしも考えると、福井側からの攻略が最適でしたが、福井や金沢の宿が満室だったので、5月3日に安価で予約がとれた富山のホテルにあわせて、立山黒部アルペンルートから入ります。また、富山に泊まろうと思うと、長野鉄道に回っていると間に合わないので、今回は断念します。いつか、日帰りで攻略する事でしょう。


5月3日

近鉄の津新町駅を始発で、そのまま名古屋に出ます。松本までの自由席特急券と信濃大町までの乗車券を買って、383系に乗り込み、デッキの左ドア付近に陣をとります。中央本線では途中、見事な雪をかぶった御嶽山が見えて登 山をしたくなり、翌月の6月15日には山開き前にも拘わらず登ってしまいました。 大糸線に乗り換えると、北アルプスの、特に常念岳が車窓のまっ正面に来る事があり、一昨年日帰りで一ノ谷コース をピストンした事を思い出しました。 信濃大町から扇沢までバスで行き、心はアルペン気分ですが、ここからは鉄っちゃんに鉄?しなければなりません。 まずは、扇沢~黒部ダムまでをトロリーバスで行きます。乗り鉄の定義として、このトロリーバスを乗りつぶしの対 象にしている人が多いのでそうしましたが、やはりどう見てもバス。これを含めると、鉄道会社が運営しているバス も対象にしなければなりません(現に対象にしている鉄もいます)が、ゆうゆうはここまでと決めています。 黒部ダム駅からケーブルカーの黒部湖駅までは気のない観光をします。立山に登った時に上からダムを見て、その後 石原裕次郎の「黒部の太陽」も見て感動したのに、実物を間近に見てもあまり気が入りませんでした。なぜかはよく わかりませんが、鉄に徹する自覚とダムの存在が登山の対象になりづらいからかも知れません。約5分で黒部平駅に 着き、ロープウェイで大観峰駅に登ります。展望台から配下の黒部ダムを見下ろすと、4時間もあれば登ってこられ るのに、登山をする者にとっては勿体ない気がします。 ここからは二つ目のトロリーバス。前者は関西電力が、後者は立山黒部貫光が運営している筈です。立山に登った時 に室堂側の駅を見たので、これに乗って路線の乗りつぶしが繋がる事に、今回はじめて鉄ちゃんとして時めいた瞬間 です。室堂駅は中部の駅百選に選ばれていますが、バスしか停まらないのになぜ選ばれたかがわかりません。外に出 てみると、霧と云うよりすっぽりと雲に覆われている状態で、美女平までの自慢の雪壁は全くと言っていいほど見え ませんでした。 美女平からケーブルカーで立山駅に下りてきたのが16時過ぎ。富山のホテルに着くまでに、富山地方鉄道の立山線 と不二越・上滝線を乗りつぶします。まず、立山線を寺田まで一気に乗りつぶし、岩峅寺まで戻ります。この駅は2 007年に映画「劒岳 点の記」のロケに当時の富山駅として使われた駅で、駅舎の中にはたくさんの写真が飾って ありました。またホームもよりレトロな感覚で、室堂駅よりよっぽどこちらの方が中部の駅百選に選ばれるべきだと 思いました。不二越・上滝線に乗り換えて、富山に着いたのが19:40。駅前のウィステリアホテル富山が本日の終点です。


  
近鉄津新町駅を始発で出発。
名古屋から383系に乗ります。

 
左は御嶽山。右は恐らく乗鞍岳が見えています。

  
松本から大糸線に乗り換えると
北アルプスが目の前に広がります。

  
信濃大町でバスに乗り換えます。

 
扇沢で早めの昼食

  
これが噂のトロリーバス

  
黒部ダムに到着


湧水

  
展望台

  
あまり感動しなかった黒部ダム

 
黒部川第四発電所があるのでくろよんダムとも呼ばれています。
近鉄上本町駅のうえろくに似ていると思いました。
駅が上本町六丁目にあるからです。
「津からうえろく」できっぷが買えます。

 
昔、紅白で中島みゆきが歌っていませんでした?

  

  

 

  
黒部ケーブルカーの黒部平駅は、
日本で一番高いところにあるケーブルカーの駅です。


黒部平の展望台。
針の木岳が見える筈ですが?

  
荒鷲の要塞を彷彿させる大観峰駅


ロープウェイの黒部平駅

  
大観峰駅に到着

  
雄山の真下を通るトロリーバス


室堂に到着

  
外は悪天候で雲の中
名物の雪の壁も目視できないほどです。

 
美女平に着くと、普通の曇り空になっていました。

 
荷台が連結されている立山ケーブルカー

 
立山駅から富山地方鉄道に乗り換えます。

 

 
立山線起点の寺田駅

  

 

  
不二越・上滝線の岩峅寺駅

 
映画「劒岳 点の記」で当時の富山駅ロケに使用されました。

 
哀愁の漂う味のある駅でした。

 
富山駅に到着

  
ウィステリアホテル富山

5月4日

富山地方鉄道、電鉄富山から宇奈月温泉行き始発で出発します。すぐに車窓から立山が目に入り、その後は剱岳中心になり、いつまでも飽きない時間を過ごします。途中上市では方向転換して進み、しばらく北陸本線と平行に走ったあと山間部に入ると、ちょうど1時間半で宇奈月温泉に着きました。すぐに黒部渓谷鉄道に移り、往復の指定席券を買ってトロッコ列車に乗ります。列車の大きさといい乗り心地といい、大井川鉄道のトロッコ列車とそっくりだと思いました。少しこちらの方が編成の数で勝っているのでしょうか。北アルプスから南アルプスまで縦走する人もいるようなので、終点の欅平から大井川鉄道の井川まで歩いた人もいるかも知れません。乗りつぶしの地図に鐘釣駅にスイッチバックの印があるので楽しみにしていたら、とてもショボいスイッチバックでした。ホームに入って停車し、客扱いを終えたのちにバックするのですが、恐らく20mぐらいしかバックしないのではと思いました。急こう配を避けるために設置されたとの事ですが、本当に必要なスイッチバックか疑問です。
終点の欅平に着いたのはちょうど9時。ここから下の廊下が始まるのかと思いながら周囲を探索します。山仲間が何人も下の廊下に行っていますが、山登りじゃないのにご苦労な事です。「黒部の太陽」を見て、想像しただけでも足がすくみます。駅から少し下りると、白馬への標識がありました。ここから9時間ほどかかるようですので、猿倉より標高が低いのでしょう。
電鉄富山に戻ったのが13時。今日はこれから、富山地方鉄道の残りの路面電車(市内環状線、市内線)と高岡の万葉鉄道を乗りつぶします。まず、富山駅前から乗って丸の内経由で終点の大学前まで行きます。折り返し荒町まで行って乗り換えをし、終点の南富山駅前まで行き、また折り返し富山駅前まで戻ってくれば、2日間かけて富山地方鉄道をすべて乗りつぶした事になります。
JRで高岡まで出て、本日最後の万葉線を乗りつぶします。高岡駅には氷見線と城端線に使われる40系気動車(キハ40とキハ47)が停まっていて、忍者服部くんなどのラッピング車が目を和ませてくれました。
万葉線は万葉線株式会社が運営する第三セクターで、大伴家持が『万葉集』の編集をはじめ多数の歌を残した事にちなんでつけられた名前です。いきなり、NHKためしてガッテンの司会で有名な立川志の輔さんが、車内放送をし出してビックリしましたが、なんでも地元出身だそうです。メチャクチャ面白い放送ですが、毎日乗っている人は迷惑に違いありません。何かトラブルでもおこっていないかと心配でしたが、休日だけのサービスのようです。終点の越ノ潟から、富山新港を跨ぐ新湊大橋へエレベーターで登り、景色を堪能してきました。ここからも剱岳が真正面に見えてとても感動です。
帰りは運よくドラえもん列車で、高岡に着いたのは18時。JRで金沢に移動して、送迎バスで東横インに19時半に着き、本日のミッションはこれで終了です。

  
朝の富山地方鉄道富山駅


方向的に立山の筈ですが、
薬師岳に形が似ています。

 
上市で方向転換をします。


これだけは間違いなく剱岳です。

  
終点の宇奈月で黒部渓谷鉄道に乗り換えます。


サンタの様な仏石

  
終点の欅平に到着

  
白馬に反応してしまいました。
ここから登りたい気持ちもありますが、
猿倉から登ってここに下りてくるのもテです。
話は違いますが、白馬と云う急行が昔走っていたそうです。

 

 
宇奈月に帰ってきました。

 
建設中の新黒部駅
北陸新幹線の駅名は黒部宇奈月温泉駅だそうです。


萩尾駅


剱岳と手前の稜線は早月尾根でしょうか?

 
富山駅に戻ってきました。

  
続いて午後からは富山地方鉄道の路面電車を乗りつぶします。

  
約2時間で市内線と市内環状線を乗りつぶします。

  
本日はかに座が第一位でした。


この後高岡駅に移動します。

  
高岡駅に停まっていた40系気動車の面々


北口には昭和のゴジラにやられそうなビルが建っていました。

 
万葉線株式会社の万葉線
素直に解釈しました。


路面電車がJR氷見線を跨ぐところが印象的でした。

 
終点の越ノ潟から周囲を探索します。

  
いやがおうにも目についた新湊大橋
近づいてみるとエレベーターで上ることができました。

 
本日の業務はこれで終了です。

  
予定の列車に遅れると、運よくドラえもんトラムに当たりました。

 
高岡から金沢に移動します。
途中で七尾線の415系とすれ違いました。

 
東横INNの送迎バス

  
おやすみなさい

5月5日

残るノルマは、二日間で北陸鉄道とえちぜん鉄道と福井鉄道ですが、何とか長野電鉄を組み込む事はできないか検討して、結局諦めた次第です。でも後から考えると、一日目に松本泊まりだったら、当初の予定をすべて達成できたかも知れません。まぁ過ぎた事なので、残りの二日間で乗りつぶしに専念しましょう。
久しぶりにホテルの朝食を利用して、8時前には金沢駅に向かいます。そして、まずは北陸鉄道の滝野川線を乗りつぶします。北陸鉄道は、現在は滝野川線と石川線だけですが、かつては「国鉄各駅毎に接続」と云われるほどに石川県加賀地方のほぼ全域と能登地方の一部に路線を持っていました。ざっと挙げると、金名線、能美線、松金線、金石線、能登線、加南線、金沢市内線とあり、平成に入る前に全廃しています。また、現滝野川線と石川線も一部の区間で廃線になっていて、新しいところでは2009年には鶴来駅~加賀一の宮駅間が廃止になっています。
滝野川線の北鉄金沢駅はJRの東側の地下街にあり、とても目立たない存在です。何しろ最初は地下に駅があると思っていませんから、東口の地上を散々探しました。かなり大きい電光駅名板を見つけても、左右2か所の地味な改札と薄暗いホームで、そこが北鉄金沢駅と認識するのに数秒かかりました。8時台だというのに1時間に2本しか列車がなく、加賀百万石でこんなローカルな思いをするとは思いませんでした。2両編成の列車は8000系で京王3000系のお下がりです。そう言われればその通りなのですが、何か他のものに似ていると思っていると、電気機関車のDD50の顔にそっくりだと思い出しました。
終点の内灘から引き返すと9時過ぎ。次は石川線なので、JRで西金沢に移動しようとしました。ところが20分ほどの待ち時間があったので、気が変わってバスで約3キロ離れている野町駅に行く事にしました。携帯のナビで調べると最寄りのバス停が広小路。10分ほど歩いて、野町駅に行く事に成功しました。30分ほど駅でのんびりして、到着した列車は7700系。なぜかこれも京王3000系のお下がりだそうで、架線の電圧が違うので系列が異なるそうです。28分で終点の鶴来に着くと、廃止された加賀一の宮駅へ行く方法を聞きましたが、どうやらこの時間ではタクシーぐらいしかなく、天気もあまりよくないので諦めました。
西金沢に戻ったのが11時。残るは福井の福井鉄道とえちぜん鉄道だけになりました。無理をすれば残りの時間で周れそうですが、暗くなってから乗りたくないので、福井鉄道は明日にして、えちぜん鉄道の三国芦原線のと勝山永平寺線をやっつける事にしました。途中小松で途中下車をして、チャーシュー麺と餃子を食べ、福井に着いたのが13時40分。新幹線の橋脚だけが途中までできていて、以前に来た時の面影が全然ありません。2000年に越美北線を乗りつぶした時に途中下車しましたが、確かJRのホームのすぐ隣にえちぜん鉄道のホームがあった記憶があります。800円でフリーきっぷを買ってホームに入ると、ベンチにラプトルと思われる恐竜(の模型)が坐っています。福井県立恐竜博物館の宣伝ですが、顔が比較的リアルな割には、足がやたら大きくてバランスを欠きます。白山、取立山、赤兎山に行く時によくこの博物館の前を通りますが、一度も寄った事がありません。余談ですが、小学校から中学校の頃は結構恐竜好きで、年に数回は上野の博物館に通ったものです。ステゴサウルス、ブロントサウルス、トリケラトプス、ティラノサウルスなどの名前を覚えました。ジュラシックパークも三部作を全部映画館で見ていて、食指が向かないわけはありませんが、なぜか恐竜博物館には行ったことがありません。恐らく、山に登る前は時間が早くて開いていないし、帰りは疲れて恐竜どころではないからだと思います。
話を戻して、えちぜん鉄道には三国芦原線と勝山永平寺線がありますが、停まっていた電車が三国港行きだったので、まずは三国芦原線を乗りつぶします。終点の三国港駅はホームに比較的新しい駅舎が建っていて、レトロな雰囲気を出すために「三國港驛」としてあります。地図で見ると海もすぐそこだし、東尋坊も2~3キロの距離でしたが、何しろ天気が悪いので、そのまま折り返し同じ電車で戻ってきました。
福井のふたつ手前の福井口で下りて、今度は勝山永平寺線を乗りつぶします。この路線は、北陸自動車道の福井北インターから下りて山に行く時に毎回線路沿いに通るので、通る度に乗ってみたいと思っていた路線です。終点の勝山駅に着くと、去年改修工事が終わったばかりの駅舎と、ロータリーの真ん中のフクイサウルスが出迎えてくれました。福井の山に行く時に越美北線の九頭竜湖駅でよくベースキャンプ(前日から山に行く時の仮眠場)を張りますが、この駅もトイレが使えて便利そうです。駅前に保存されているテキ6形機関車は、日本国内に現存する現役最古の電気機関車だそうです。
時計を見ると時間は16時30分。3日間の旅で福井鉄道を残し、予定の乗りつぶしが完了しました。あとは帰るだけですが、折角なのでどこかで途中下車して駅の探索でのして行きましょう。という事で、下りたのが永平寺口駅。相当有名な曹洞宗本山の、永平寺の名前がついた駅です。こちらも真新しい駅舎が建っていますが、すこしホームから離れている事に違和感を感じます。国道416号線に出ると、よく通っている道なのに、車から見る景色と違うのかほとんど覚えがない場所です。この道沿いに山仲間がやっている喫茶店があるのですが、果たしてどれくらい離れているのかわかりません。そろそろ帰ろうと思い、ふと近くに貼ってあった商店の案内地図を見ると、ナント「サルビア」が載っているではあ~りませんか!現在地からは見えませんが数分で行ける距離です。早速行くと、ビックリされたのは言うまでもありませんが、山に登ってきていない事と電車で来た事に一番驚いていました。この山仲間のY子さんは山ねずみさん繋がりの人で、何度か一緒に山に登りましたが、偶然にも他の山で出会う事もあって、一度は鳥取の大山で会った事を思い出しました。(その時のレポはコチラの5月9日をご覧下さい)
日本百名山への話も弾み、列車も予定より2本遅らせて、再び永平寺口に戻ったのが18時40分。新駅舎の反対側に先月より使われなくなった、登録有形文化財に指定されている旧駅舎を見学して、福井駅に戻ります。最後の泊まりなので近くの居酒屋で晩酌をします。

 
遅めの出発

 
北陸鉄道滝野川線

 
終点の内灘

  
金沢駅に戻り、バスで石川線の野町駅に移動

 

 
京王3000系のお下がりの7700系

  
終点の鶴来駅

  
新西金沢に戻り、JR西金沢駅に移動し小松で昼食をとります。

 
福井からえちぜん鉄道を攻めます。

  
えちぜん鉄道福井駅

  
三国芦原線終点の三国駅


福井口に戻り、今度は勝山永平寺線にとりかかります。

 
終点の勝山駅


駅舎軒下のツバメの巣

 
テキ6形機関車


今年建てられた、永平寺口駅の新しい駅舎

  
Y子さんの経営しているサルビアに行けたのは運命的です。

 
登録有形文化財に指定されている旧京都電燈古市変電所

  
こちらも登録有形文化財に指定されているえちぜん鉄道永平寺口駅本屋

 
永平寺口駅の左右のホーム

  
福井駅前のホテルエコノ


5月6日

いよいよ最終日です。今回は余裕のスケジュールだったので、初めて乗る路線が夜にかかる事がありませんでした。暗くなってから乗りつぶしにかかると、どこをどう走っているのかわからないので、単に器械的に列車に乗っているに過ぎません。その点では、今回の乗りつぶしが有意義だったといえます。
今日もホテルで朝食をとり、8時過ぎに出発です。福井鉄道の乗り場はJRの反対側なので、10分かけて移動します。予め地図を見て路面電車だとわかっていましたが、来た電車を見てあまりにも普通なので、内心少しがっかりします。乗った列車は武生行きだったので、次の市役所前で乗り換えて、えちぜん鉄道に乗り継げる終点の田原町に行きます。ここでは駅の改修工事が行われていて、仮ホームが今でしか利用できない「特別」を味わう事ができました。次の武生行きは福井駅前に入らない電車で、大名町の交差点を直進します。足羽川を渡り木田四ツ辻を過ぎると、道路の真ん中を走っていた電車は、少し左に折れて今度は民家の路地裏の様な所を進みます。そして江端を過ぎた辺りから、田んぼのあぜ道の傍らを進むようになり、数キロの直線を走ります。その後も路面電車は路面に戻ることなく、越前武生に着きました。福井鉄道の福武線は21キロ足らずの路線ですが、恐らく路面を走っている距離は3キロぐらいだったと思います。ここでも「特別」を味わう事ができました。そして武生駅に止まっていた列車を見てビックリ。路面電車といえば低床型が定番ですが、どう見ても普通サイズの電車が止まっています。これではまるで、名鉄犬山線の犬山大橋を走るパノラマカー的。本当に走っているのかと思いきや、次の田原町行きはこの列車だそうです。地べたに近いホームからどうやって乗るのかと思ったら、これもビックリ。ちゃんと折りたたみ式の階段が倒れて2段の階段がセットされるではあ~りませんか!?実はこの列車は、昭和35年に日本車輌で作られた、福井鉄道オリジナルの200形電車です。鉄ちゃんの間では結構有名だそうですが、私鉄に疎いゆうゆうは全然知りませんでした。日本の車両には珍しい連接台車を用いていて、その部分を撮影したにも関わらず、後で調べて知った次第です。
もちろんこの列車に乗らなければ一生後悔します。かと云って、終点まで行くと家に帰れなくなるかも知れないので、車両工場の探索も兼ねて次の北府駅まで乗る事にしました。北府駅は大正13年に建てられて、今年の3月に改修工事を終えたという事ですから、古い駅舎が見れなくて残念でした。でも駅前にある改修前の写真を見るとホントそっくりです。駅舎の中は、福井電鉄の博物館の様になっていて、古いサボや方向板などのいわゆる廃品グッズが展示されていました。工場は休みの様で、隣には古いデキ3と書いてある機関車と、廃車になった600形車両と200形車両がおいてありました。200形では、一両がない状態なので、連接台車の台車がむき出しになっていました。武生に戻る列車も運よく200形で、写真と動画を撮りまくって、短時間で貴重な撮影ができたと思っています。
さて、時間は11時前。すべてやり尽くしたので家に帰りましょう。JR武生駅から北陸本線と東海道本線を乗り継いで草津まで行きますが、途中の車窓に日野山を見て、相変わらず形のいい山だと思いました。草津線では221系だったので先頭車両から前方がよく見え、大砂川をくぐる所を体験しました。終点の柘植から関西本線で亀山に、そして最後に紀勢本線で津に戻ってきたのが午後5時。明るいうちに家に帰れました。


  
福井駅前東口

  
偶然にも写真の車両が来たと思いましたが?

  
よく見ると、この後市役所前から田原町まで乗った車両の写真でした。

 
田原町から武生まで乗りつぶしますが、
実に色々な車両とすれ違います。

  
左は新型のF1000形車両で、色合いが近鉄か阪神かってとこです。

 
武生駅に着くと880形が停まっていました。

 
今回驚いた200形車両。
とても路面電車には見えません。

 
ひとつ手前の北府駅に戻ります。

  
駅舎の中は鉄道博物館の様になっています。


デキ3

  
廃車になった600形と200形
連接台車の台車がむき出しになっていました。

 
こちらが現役の200形

  
これが連接台車というものです。

  
車内も路面電車とは思えません。
停車するとステップが出て、階段にして乗り降りします。

  
越前武生駅からJR武生駅に移動
後は家に帰るだけです。

 
一度だけ登った事のある今庄の日野山

 
敦賀駅しょんべん小僧

 
外も中も道の駅っぽい近江塩津駅

 
近江鉄道と草津線の111~113系

 
大砂川をくぐります。


貴生川駅に停まっていた気動車

 

 
柘植駅手前の池と
関西本線から見た錫杖ヶ岳


三重会館前に建築中の百五銀行

以上、北陸攻略のレポでした・・・・

このページの先頭へ戻る

青春18きっぷ博物館TOPへ!
青春18きっぷ紀行へ戻る