九州攻略

私鉄乗りつぶし紀行

肥薩おれんじ鉄道のくまモン列車に乗っていたくまモン

日付

2014年1月2日~1月5日

主な目的

九州攻略
・西日本鉄道乗りつぶし制覇
・福岡市交通局乗りつぶし制覇
・九州高速鉄道小倉線乗りつぶし制覇
・筑豊電気鉄道乗りつぶし制覇
・長崎電気軌道乗りつぶし制覇
・肥薩おれんじ鉄道乗りつぶし制覇
・熊本電気鉄道乗りつぶし制覇
・熊本交通局乗りつぶし制覇
・鹿児島市交通局乗りつぶし制覇
・秘境駅探訪

乗りつぶし情報はゆうゆうの鉄道乗りつぶしをご覧ください。


JRの乗りつぶしでは、JR九州が最初に乗りつぶしを完了しましたが、私鉄では四国辺りを最初に料理しようと思っていました。しかし、軽く乗りつぶしのスケジュールをたててみると、九州が僅か4日で乗りつぶせる事が判明しました。正月休みは4日を私鉄に充てていたので、九州遠征がにわかに現実味をおびます。ムーンライト九州が2009年の正月で運行終了してからは一度も九州に行っていないので、新幹線を使ってとも思って計画してみましたが、幸いにも三重交通バスが運行している博多行きの高速バスが、往復とも席が取れたので、これはもう行かない理由が見つかりません。帰りのバスでは、路線廃止によって「三重交通最後の最終便」というオマケも付いてきました。
ただし、結果的には九州の私鉄をすべて今回だけで乗りつぶす事ができませんでした。理由は・・・・勿体ぶって最終日のレポに載せたいと思いますが、天候や鉄道事故の影響ではない事だけは言っておきます。


1月2日

前日元旦の夜から三重交通の高速バスで博多まで行きます。乗るのは三重会館からですが、ゆうゆうの家から2分も歩けばいいので非常に楽です。実は高速バスなるものを乗るのは初めてで、睡眠不足とか車酔いとかが心配でしたが、考えてみたらむかし夜行バスで何度もスキーに行った事があったので、結局全然余裕でした。リクライニングはよく倒れるし、隣とはカーテンで仕切ってくれるし、車内は暗いし、ムーンライトとは大違いです。
初日は、福岡市交通局(地下鉄)の未踏路線と西鉄の貝塚線と長崎電気軌道を乗りつぶします。ほぼ時間通り博多バスターミナルに到着。ビルの2階に下り口があるので、右も左もわかりません。博多駅まで歩いてどれぐらいかかるのだろうと思っていたら、1階の出口を出たら目の前にあるのにはビックリしました。地下鉄博多駅に下りて、まずは、空港線で福岡空港に行きます。博多から姪浜までは2000年8月に乗りつぶしているので、バスから降りて30分経たないうちに一つの路線を乗りつぶした事になります。すぐに、折り返し中洲川原まで進み、箱崎線に乗り換えて貝塚まで行きます。そして、隣の西鉄貝塚駅に移り、終点の新宮までを往復します。地下鉄と西鉄の間が僅かなのに、なぜ乗り入れしないのかが不思議でしたが、構想を練っている最中だとの事です。新宮に着くと紀勢本線の新宮駅を連想しましたが、列車の色も105系の和歌山色とそっくりなので、偶然だとしたら偶然です?
貝塚まで戻って、今度は地下鉄の七隈線を乗りつぶします。天神まで出て一旦ホームから降り(実際には階段を昇ります)、天神南駅まで歩きます。同じ地下鉄だし、さっきの貝塚駅の事を考えるとすぐ隣にあると思っていたら、地下道を10分ぐらい歩かされました。何でも2020年に博多駅と繋がるそうで、また乗りつぶしに来なければいけません。やってきた列車はとても斬新なデザインで、鉄輪式リニアモーターミニ地下鉄だそうです。一番気に入ったのは、運転席が遮蔽されていなく、前方の景色を運転手と同じ様に見られる事です。トンネルなので景色がありませんが、山をくりぬいたトンネルとは違い結構アップダウンがあるので、普通の人はそれなりに、ゆうゆう的には大いに楽しめます。
終点の橋本までを往復し、福岡市交通局乗りつぶし制覇ののち、博多まで戻ると、いよいよ長崎まで遠征し路面電車を乗りつぶします。予定では、七隈線を後回しにして青春18きっぷで長崎を往復する筈でしたが、ホテルに着くのが23時ぐらいになりそうなので、博多の出発を遅らせて往きだけ特急かもめで行く事にしました。
かもめの名前に違和感の787系に乗って、長崎に着いたのが14:22。暗くなる前に5系統をすべて乗ります。まずは、長崎駅前から蛍茶屋まで行き、乗りついで正覚寺下まで行きます。引き続き5系統終点の石橋まで行き、西浜町まで戻って1系統の終点赤迫まで行き、長崎電気軌道乗りつぶし制覇です。
浦上駅前まで戻り、JR浦上駅に移って4時半過ぎ。17:03発の列車で、4時間以上かけて博多まで戻ります。コンビニで今からのと明日の朝のエサを買って、ホテルに着いたのが21時30分でした。


博多バスターミナル 福岡空港国内線第2ターミナル

西日本鉄道 貝塚線 西鉄新宮駅

福岡地下鉄 七隈線 先頭車両

JR長崎駅 長崎電気鉄道


1月3日

今日は、西鉄の天神大牟田線と太宰府線と甘木線を乗りつぶして、熊本の熊本電気鉄道と熊本交通局を乗りつぶし、肥薩おれんじ鉄道を通って鹿児島まで行きます。
博多から天神までは、始発が5:30の地下鉄で出ます。5:53発の花畑行きの普通列車に乗り、まずは西鉄二日市で乗り換えて太宰府線を往復します。終点の太宰府では、正月も三日とあって、この早い時間では初詣客もまばらです。九州の朝7時前ではまだ真っ暗と云っていいほどなので、すぐに折り返します。二日市からは急行に乗り、再び宮の陣で乗り換えて甘木線で甘木まで行きます。着いた時間は8時過ぎ。本当は甘木鉄道の甘木駅も見たかったのですが、本数が少ない路線なので、すぐに引き返します。宮の陣から大牟田まで向い、途中柳川を過ぎた時点で(柳川~大牟田間は1998年に乗車)西日本鉄道乗りつぶし制覇となりました。
大牟田から青春18きっぷで熊本まで行き、まずは市電を乗りつぶします。熊本駅前から田崎橋まで行き、折り返して終点の健軍町まで行きA系統を乗りつぶします。再び折り返してB系統終点の上熊本駅前まで乗れば、約2時間でひと仕事完了です。続いて熊本電気鉄道では、上熊本から東急5000系のケロロ軍曹列車に乗って、上熊本線終点の北熊本に出ます。田崎線に乗り換えて御代志まで行き、折り返し藤崎宮前まで乗り乗りつぶし完了です。時間は14時20分。熊本駅までバスがあると思い探しましたが、市電の水道町駅から乗った方が早いと聞き、少し迷いながらも歩いて駅まで向い、15時前に熊本駅に無事帰る事ができました。これもカエルのケロロ軍曹のお陰です?
再び青春18きっぷで八代まで出て、今度は肥薩おれんじ鉄道を乗りつぶします。この路線は1998年の5月に、西鹿児島から新大阪までの寝台特急なはに乗った時通っていますが、第三セクターに変わってからはまだなので、乗ってみる事にしました。このパターンで行くと、JRが第三セクターに変わる度に乗り直さなければなりませんが、そこら辺は適当にやります。JTBの時刻表では一日フリーパス券が2800円となっていましたが、青春18きっぷを見せると800円も安いおれんじ18フリーきっぷが買えました。出水行きの気動車は運よくクマモン列車で、ラッピングはともかくクマモンが一匹乗車していました。途中、肥薩おれんじ鉄道唯一の秘境駅、秘境度が第148位の薩摩高城駅で途中下車をして、ホームで夕食をとります。
川内からは、415系で九州編成の列車に乗って西鹿児島・・じゃなくて鹿児島中央駅に着きます。時間は22時前。駅前のホテルにチェックインして、明日は早いので寝ます。


西鉄 福岡(天神)駅 西鉄 太宰府駅

花畑行き急行 西鉄 甘木駅

熊本市交通局 懐かしい降りボタン

熊本市交通局 熊本電気鉄道 ケロロ軍曹電車

熊本電気鉄道 御代志駅 肥薩おれんじ鉄道 くまモン列車

一人半分のスペースをとっています

秘境度第148位 薩摩高城駅


1月4日

今日は、乗りつぶしは鹿児島の市電だけにして、他はゆっくりと観光をする事にします。
スタートは、今回の遠征で初めての4時台スタートです。西鹿児島・・じゃなくて鹿児島中央4:51発、指宿行きの200系気動車に乗ります。本当は66系辺りに乗れるか期待していましたが残念です。まだまだ暗いので寝るしかありませんが、あまり寝つけません。うとうとしているうちに指宿に着き、乗り換えの枕崎行きがキハ40だったのですっかり目が覚めてしまいました。最初の観光地は、秘境度が第147位の薩摩塩屋駅。7:07に到着です。観光客は当然ゆうゆう一人。雰囲気も147位にしては抜群の辺鄙度?で、行楽地としてはうってつけの駅です。ホームからは一つも民家が見えませんでしたが、構内(といっても空き地の様なものですが)から出ると、離れたところに集落があります。どうやらこれが順位を下げる原因だった様です。そろそろ日の出かと思いきや、東の方を見ると開聞岳の左から朝日が昇っています。すかさずビデオに収めました。
40分後に枕崎に行っていた列車が戻ってきて、今度はJR最南端の西大山駅に行きます。この駅は秘境駅にも挙げられていて、駅前に売店ができていて、パワースポットツァーの大型観光バスが停まっていました。200位中168位なので、もう少しランクを下げてもよさそうです。また駅の南側の道から開聞岳を眺める風景は、青春18きっぷのチラシのロケ地になったところです。平成元年(1989年)夏に、和久井映見さんが自転車に乗っている光景です。
山川まで戻ると200系が停まっていて、この列車で谷山まで行きます。ここから約10分かけて市電の谷山まで歩き、乗りつぶしをします。10分間隔で運転していますが、座れないほど乗客が多いのにはビックリしました。これで今日の仕事は終わりです。あとは午前中と同じ駅巡りです。終点の鹿児島駅でコンビニで買った弁当を食べて、3つの秘境駅をまわります。
まずは199位竜ヶ水です。駅を下りると、鹿児島湾に浮かぶ桜島があって圧巻です。順位はドンケツに近いのですが、平成5年8月の集中豪雨で土石流に流された駅として有名なので、もう少し順位を上げたらと思いました。相互リンクをしていただいているさすらいのうっしーさんに言って、西大山と順位をチェンジしてもらいましょうか?
続いて181位の餅原に行きます。人家が全く見えないので、雰囲気は抜群です。駅前の自転車置き場がヤタラ立派で、トイレがあって大きな時計が飾ってあります。近くには牛舎があって、黒い牛が何頭もいました。
一時間ほど滞在して、最後の青井岳に行きます。ここは122位と本日の最高位なので、滞在時間が16分間と短いのが悔やまれますが、ありったけの神経を集中させて秘境度を味わってきました。下りたのはゆうゆう一人。島式のホームで周囲を山に囲まれて、雰囲気は抜群です。階段を下りて道路に出ますが、一応国道269号線なのに中央線もない狭い道です。入口には駅の看板はなく、凍結注意が目印です。すぐそばに愛宕神社の鳥居があったので、1分ほど奥に入ると6畳一間程の祠があったので、お参りをしてきました。
時間は17時過ぎ。都城に戻って、駅にあった「驛亭」でやきとりを食べて、西鹿児島に着いたのが20時半過ぎでした。昨日とは別のホテルにチェックインして、早めに就寝します。


JR指宿枕崎線 指宿駅のキハ40 秘境度第147位 薩摩塩屋駅


開聞岳からの日の出 JR最南端の西大山駅

西大山駅から見た開聞岳 指宿のたまて箱

鹿児島市電 鹿児島駅前 秘境度199位 竜ヶ水駅

竜ヶ水から見た桜島 秘境度181位 餅原駅

秘境度122位 青井岳駅  


1月5日

いよいよ最終日です。今日の予定は、まず霧島市にある秘境駅の表木山に行き、西鹿児島まで戻って九州新幹線を博多まで初乗りします。そして九州でまだ残っている私鉄を乗りつぶし、小倉から高速バスで家に帰ります。
まず5:39の始発の817系で隼人に向かいます。途中の竜ヶ水は通過です。肥薩線に乗り換えて、40系気動車キハ47形の二連に乗って15分で表木山に到着です。今回の遠征では最高位の110位となります。九州ですが山の中なので、さすがに寒い!温度計はありませんが、間違いなく氷点下です。証拠に、辺り一面に霜が降りています。ニットの帽子と雪山用のグローブが、ここで役に立つとは夢にも思いませんでした。カイロも持っていましたが、僅か1時間足らずの滞在なのでガマンしました。考えてみたら、日の出時間の一日で一番寒い時です。三脚を立てて、カメラ撮影やビデオ撮影をして、後は周囲を探索します。民家は数件ありますが、あまり人の気配はしません。7時を過ぎているので寝ているわけではないと思いますが、本当に人が住んでいないのでしょうか?100m先の県道まで出てみましたが、人っ子一人いなく、結局車も一台も通りませんでした。
去年の北海道でも、こんな凍えた体験はしていないと思いながら、かじかんだ手の感触を味わっていると、迎えのキハ140が入ってきました。キハ147は乗った事がありますが、キハ140は初めてだと思います。
西鹿児島まで戻って来たのが9:56。7分の待ち合わせで、N700系のさくらに乗ります。この駅、新幹線と在来線のホームが少しも交わっていないので、やはり鹿児島中央と西鹿児島の両方の名前を使ってもらいたいのですが、ダメに決まってますね。800系にも乗りたかったので、熊本でとなりのつばめに乗り換えます。駅弁を食べながら、博多まで至福の時を過ごします。
博多では、福さ屋のカステラを土産に買おうと、明太子コーナーで聞いたら、福さ屋の明太子とは会社が全然違うと聞かされました。それはずーと「トリケラ・トプス」と思っていたのが、「トリ・ケラト・プス」の間違いだと知った時以来のショックの様でした。名前も福さ屋ではなく福砂屋です。
すぐに立ち直って小倉まで行き、コインロッカーに福砂屋のカステラを預けて、北九州高速鉄道小倉線を乗りつぶします。名前からして普通の電車の様なイメージですが、実は跨座式モノレールです。片道約20分の小倉から企救丘(きくがおか)までを往復します。小倉駅では、駅に突っ込む形になっていて、ちょっとビックリします。
続いて小倉から黒崎まで戻り、今度は筑豊電気鉄道を黒崎駅前から終点の筑豊直方(これも、のおがたなのに、しばらくおのがたと言っていました)に行きます。こちらこそ普通の電車っぽい名前ですが、西鉄北九州線と相互乗り入れを行っていたので、路面電車タイプの車両です。どこで路面を走るか期待していましたが、結局最後まで専用レールの上を走っていました。一日券があれば往復しましたが、筑豊直方からJR直方駅まで歩いて筑豊線で折尾まで出ます。そして、九州での最後の乗りつぶし路線に向けて門司港駅まで行きます。
たぶんこのレポの読者はみんな忘れている(ゆうゆうは完璧に忘れていました)と思いますが、今回の遠征で充分時間があったにも関わらず、九州の鉄道乗りつぶしは完了しませんでした。その理由を最終日のレポに載せると書いていたのです。どうですか?忘れていたでしょう。ここで、この悔しさが込み上げてきてしまったので、気が変わって訳は言わない事にしました。
門司港着は20:20。日本で最後の50系客車鈍行に乗った事を思い出します。連絡船行きの地下道は相変わらず閉鎖されています。船着き場まで行くと指呼の距離に関門大橋と下関の明かりが見えて、今回の旅が終りに近づいた事を感じます。もし、巌流島行きの船が停まっていたら、乗りこんでいたでしょう。
そうこうしているうちに、バスの時間まで1時間を切ってしまいました。明日は初出勤なので乗り遅れるわけにいきません。急いで小倉に戻り、絶対に忘れると思っていたコインロッカーのカステラも無事取り出し、5分前にはバス停に到着していました。時刻では21:35でしたが、約10分遅れて到着。恐らく二度とないだろう、福岡・小倉~伊勢・鳥羽間の高速バスの最終便です。

最初の休憩は下関で、それから新名神の甲南PAに着くまでぐっすりと眠りました。何でも山陽自動車道が事故だったそうで、20分ぐらいの遅れだそうです。再び眠りに入って、起きたのが白子駅に到着したところで、30分遅れと増えてしまいました。その後国道23号線は朝の仕事初めの渋滞で、結局三重会館のバス停に着いたのが、1時間10分遅れとなりました。去年の北海道行きも、帰りのトワイライトエクスプレスが悪天候で運休になった様に、いつもコンなモンです。



隼人駅のキハ40  

秘境度110位 表木山  

800系新幹線  

北九州高速鉄道 筑豊電鉄

門司港から見た関門大橋 門司港の船着き場

壇ノ浦PA 最終バスを三重会館で見送ります

以上、九州攻略のレポでした・・・・

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